大阪地域自慢 わが街探訪

vol.79

大阪地域自慢

三社神社の夏祭り
~地域を支える氏子のつながり~

大阪中央ブロック / 臨港支部 (有)飛鳥鉄工所 西林 廣生

大阪の祭りといえば岸和田のだんじり祭りを思い浮かべる方が大勢おられると思いますが、大阪市内では「愛染さんで始まり住吉さんで終わる」と言われる夏祭りが有名です。毎年6月30日に天王寺区の愛染まつりで始まり、8月1日の住吉区の住吉大社の住吉祭で終わるまで、大阪市内各所で夏祭りが行われているのです。わが街港区でも三社神社・三津神社・三先天満宮・港住吉神社が、それぞれのしきたりで伝統を受け継ぎ夏祭りを続けておりますが、その中でも最大規模を誇るのが弁天町駅周辺の波除・南市岡・市岡・弁天・磯路の五地区の氏神様である三社神社の夏祭りです。毎年7月20日宵宮、21日本宮で太鼓と獅子に分かれ、神社からの使者として子どもたちが地域を練り歩きます。そして21日の夕方から総勢500人規模の宮入が行われるのですが、参加者と見学者が一体となって楽しんでいる様子は最高です。この2年間はコロナ禍で開催できておりませんが、3年間のパワーをためて新しい形に生まれ変わるだろう今後の三社神社の夏祭りが楽しみです。地域の氏子役員として末永く応援していきたいと思える地域の活動です。

~ 広報委員からのひと言 ~

「愛染さんで始まり住吉さんで終わる」このフレーズよく聞きましたね。なんとご紹介の三社祭は見るからににぎやかで活気があります。こうした地域の祭りがきっかけで人とつながりあい、五穀豊穣を祈り、病害平癒を祈り、商売繁盛を祈願してきました。ところで三社神社のご利益は何でしょう。来年こそは夏祭りがありますように!(編集西岡)

vol.78

大阪地域自慢

「大でき」な毎日を願って
~酒造りを通して人つなぎ~

大阪南ブロック / かんくう支部 (株)マドック 瀧本 教正

泉州地域には多くの酒蔵があるものの、和泉市には酒蔵が存在しないことはご存知でしょうか。そんな和泉市で地酒づくりに取り組んだ酒屋「シビスおくむら」さんの「大でき」というお酒をご紹介します。このお酒は和泉・久保惣ミュージアムタウン構想(和泉市が平成29年に策定した、久保惣記念美術館周辺地域を「美術館のあるまち」都市ブランド化を図る構想)のもとに特産物づくりに取り組んだ成果品です。和泉市で育ったお米「キヌムスメ」を友好都市である和歌山県かつらぎ町の酒蔵で醸造。通常日本酒を造る酒米より約20%も小さい食米で日本酒を造ることは難しいのですが、杜氏の素晴らしい経験と技術でおいしい「大でき」が完成しました。「大でき」とは「良くできました」「上出来」という意味があります。和泉市久保惣記念美術館所蔵、歌川国芳の浮世絵「荷宝蔵壁のむだ書」の中に、歌舞伎狂言に登場する化け猫を描いたものだと推察される猫の絵があり、猫の横には「大評判の演目だよ」と言わんばかりに「大でき」という文字が描かれています。この「大できねこ」からこのお酒の名前が付けられました。また、このロゴデザインから、ラベル、パッケージのデザインまでを、地元に関わる書家やデザイナーが手がけられ、朱色の二重丸は「合格」「よくできました」の意味と、人がつながる輪、広がる波紋をイメージしているとのこと。さまざまなお祝い事に縁起の良さそうな「大でき」で、祝杯をあげてみませんか。

~ 広報委員からのひと言 ~

町おこし、伝統づくりに市が奔走する、とても良いお話ですね。浮世絵大家の歌川国芳の絵が包み紙にデザインされてラッピング、美術館へ行った帰りに地酒の土産とは、なかなか情緒があります。とはいえ、この歌舞伎狂言も、化け猫の話ということも知らなかった~。これはぜひググってみよう!(この表現でよかったかな)(編集西岡)

vol.77

大阪地域自慢

大東ゆうひズムプロジェクト
~JR住道駅前の夕日に 街ごと恋をする~

大阪東ブロック/ 大東四條畷支部 PCP センター 見浪 真樹

大東市の玄関口住道駅改札を出て北側の駅前デッキ、両手を挙げて出迎える時計台に「ただいま」とあいさつして急ぐ帰路に西の空から呼び止めるオレンジの光。ふと足を止めると、低いその輝きが、つい今しがたの疲労感を消し去り、その空間はまるで絵画になったかのようにしばし時間の経過をも止めてしまう心地良い安らぎの瞬間。大東市民で本当に良かったと感じる場所があるのです。感動の夕日に出会うことができるのは、ちょうど寝屋川と恩智川の合流地点に架かる住道駅前大橋の上。地元の人には「大東サンセット」と呼ばれる名所です。ステキなこの場所をもっと多くの人に知ってもらい大東市を盛り上げたいという思いで活動している「大東ゆうひズムプロジェクト」という取り組みがあります。官民有志からなる連携事業は、開始当初数名だった仲間の輪が広がって、さまざまな事業計画が生まれました。その中から具体的な実践として昨年9月にストリートピアノが始まり、そして更に今後実現していく手立てとして今年行われたクラウドファンディングでは、予定額の倍以上の支援を集めることができました。地元大東を愛する人々の輪は、今後ますます広がります。

~ 広報委員からのひと言 ~

大東はものづくりの町、製造工場が立ち並ぶ、そのイメージを一新します。近ごろはやりの街角ピアノや夕日テラスに欄干バー、聞いただけでもジャズが流れてきそうな感じです。官民共催のクラウドファンディングで町をも変える「大東サンセット」。詩的表現のうまさで光景がしっかり浮かび上がりました。駅に遊びに行きたいな。(編集西岡)

vol.76

大阪地域自慢

モノづくりの街東大阪の B級グルメ
~行列の高井田ラーメン・ ドデカイ普通盛りランチ~

中河内ブロック / 東大阪第三支部 (株)メテックス 吉川 桂史

僕は大阪生まれですが高校卒業後地方に出稼ぎして8年前に戻ってきました。今は東大阪で仕事をしています。幼いころからモノづくりが大好きで、東大阪で仕事をするようになってから、モノづくりの街東大阪が大好きになりました。まず僕が紹介したいのは「モノづくりの街東大阪のB級グルメ」です。


東大阪は昭和初期から産業を支える針金づくりが盛んで、僕の周りにはものすごいモノづくりの会社がたくさんあります。人工衛星『まいど1号』を作った会社。スカイツリーや新幹線、瀬戸大橋など日本中で使われている「絶対緩まないネジ」の会社。あのレディガガさんと繋がっている会社。誰もが知っているあのエキスパンダーを作っている会社(エキスパンダーと命名したのもこの会社)など。京都四条の老舗中華料理店東華菜館(有形文化財)リニューアル工事も東大阪の会社が施工しました。そんなユニーク、多彩な会社がある東大阪では、新しい発想や面白いB級グルメも満載です。


極太麺高井田ラーメン

まずは高井田ラーメン。極太麺に塩気のパンチが効いたしょうゆベースが特徴で、朝からラーメン行列。怪しげな定食「大人のランチ、普通盛り」もあります。(著名人のサインもたくさん壁に)運ばれてきてびっくり!ジャンジャカじゃんじゃん!これがフツーもり?ドデカイ!(注文間違えたと言ってももう遅い)こんな洒落の効いたランチメニューも東大阪らしいと思います。


ジャンジャカドデカイ普通盛り

今では当たり前になった回転寿司は東大阪発祥です。こんなに多彩で楽しい会社や“おいしいもん”が満載。ごちゃごちゃしていても人間味あふれているからこそすごいものが生まれるのだと思います。東大阪は楽しい。東大阪フォントのように繋がっています。2025年大阪関西万博は面白くなりそうです!

~ 広報委員からのひと言 ~

針金が町を支えた時代から宇宙へ飛び立つ技術。インフラの中心となったこの町のモノつくりは日本の誇りです。機能と精密、知恵が加わって仕事をすれば腹が減る、多くの職人さんたちのおなかを満たしたのがビックリ大盛りランチでしょうか。それもここでは普通盛りとか。EXPO2025への参加を期待したいです。(編集西岡)

vol.75

大阪地域自慢

幻の銘酒・太閤秀吉の愛した「平野酒」
~平野で育てた酒米に生駒山系の水~

大阪南東ブロック/平野支部 タイホー通信工業(株) 平山 裕章

平野支部の地域自慢は、オンリーワンの名店と銘酒を紹介します。地元(有)カイヤ酒店です(平野区喜連4丁目8-64)
日本酒・モルトウイスキーにこだわっておられ、気のいい店主がいつも親切にお酒を紹介してくださいます。今回のおすすめは「平野酒とイチローズモルト!!」


(有)カイヤ酒店

太閤記には「加賀の菊酒、博多の練り酒とともに『平野酒』を、醍醐の花見の席にて太閤秀吉に献上した」という一節が残されています。30年ほど前「平野酒」は約400年の時を経て復活しました。地元平野の農家が慈しみ育てた米、水は生駒山系の伏流水を使用。とことん造りにこだわり、満足のいくお酒ができました。ほのかな吟醸香が食欲をそそり、飲み口爽やか、そのあとにお米のうまみがフワッと広がります。そんなとことん平野にこだわった平野酒は、カイヤ酒店でしか販売されていません。


平野酒

イチローズモルトについては、現社長(肥土伊知郎 さん)の父親が経営する酒造会社が経営危機により売 却された際、ウイスキー部門はやめる判断がされまし たが、現社長が原酒を引き取り、株式会社ベンチャー ウイスキーを立ち上げました。今では、世界的にも評価の高いウイスキーメーカーとなっています。 明るい店主のお話に取材もあっという間でした。ぜひ、カイヤ酒店に足を運んでください。


店主とともに地酒を語る徳光さん(左)

~ 広報委員からのひと言 ~

歴史ある地元のお酒が復活し、地域の人に愛されているとは素晴らしい。限定販売でそこへ行かないと買えないとは、飲み助の気持ちをくすぐりますね。このたびの取材リーダー徳光さんは店主の話に聞きほれながら自ら飲み役を買って出たのかな。名前がすごい、イチローズモルトもいきましたか?(編集西岡)

vol.74

大阪地域自慢

わが街吹田に思いを寄せる
~1970エキスポで生まれ変わって50年~

大阪北ブロック・吹田支部(株)グリーンハート・インターナショナル 廣川 豊美

わが社の所在地は吹田市ですが、皆様に「どの辺にあるの?」とよく聞かれます。「万博記念公園・太陽の塔」というと「あ~~!」のリアクション。東西南北で違った顔がある吹田です。東側は千里丘の住宅街で大きなマンションがたくさん並びます。北側には、1970年に日本万国博覧会が行われた万博記念公園があります。「人類の進歩と調和」をテーマに開催され、国内外から6,400万人が集い、大成功を納めました。その成功を記念して緑に包まれた文化公園として残された太陽の塔、日本庭園などが現在は多くの人の憩いの場所として愛されています。この万国博覧会の開催によって市域は大きな影響を受け、新御堂筋・中国自動車道・吹田インターチェンジなどの道路や、モノレール・地下鉄が一挙に整備されました。
の住宅街で大きなマンションがたくさん並びます。北側には、1970年に日本万国博覧会が行われた万博記念公園があります。「人類の進歩と調和」をテーマに開催され、国内外から6,400万人が集い、大成功を納めました。その成功を記念して緑に包まれた文化公園として残された太陽の塔、日本庭園などが現在は多くの人の憩いの場所として愛されています。この万国博覧会の開催によって市域は大きな影響を受け、新御堂筋・中国自動車道・吹田インターチェンジなどの道路や、モノレール・地下鉄が一挙に整備されました。

西側は、千里ニュータウン。1962年の高度経済成長期に日本初の大規模な建設が行われ開発されました。近隣住区ごとに、学校、商業施設などの利便性と安全性が考慮され、全国のニュータウン建設計画のモデルとなり大きな影響を与えました。

そして南側は当社がある江坂。東急ハンズを中心にオフィスもありながら江坂公園で笑顔いっぱい遊んでいる、近隣の子どもたちのにぎわいを楽しめる住居地区です。またJR吹田駅近くには、1891年吹田村醸造所が竣工、現在のアサヒビールの工場があり、ビール業界を代表する発祥の地です。今までは四季折々の吹田の神社巡りをしておりましたが、最近ではコロナ禍の影響で「密を避ける」ため、出歩くことも減りました。この掲載を機にわが街を一緒に楽しく散策しませんか?

~ 広報委員からのひと言 ~

2025年には大阪にて、再び万国博覧会が行われます。1970年、日本で初めて開催された大阪万博。そして沖縄海洋博、つくば万博、花と緑の鶴見万博が行われ、2005年愛・地球博を迎えました。20年ぶりの開催。以前のものと区別するため「大阪・関西万博」と呼ばれます。ロゴマークも決まり!あとはコロナ禍の収束を願うばかりです。(編集西岡)

vol.73

大阪地域自慢

「荒れる春場所」 大阪府立体育会館
~春の訪れを感じる、あの香りは~

大阪中央ブロック・中央南支部(株)ひろ 林 律子

私は、浪速区元町で育ちました。難波沿線まで各10分以内というかなり恵まれた場所が我が故郷?です。ミナミは私の庭!とまではいきませんが、10代のころはダウンタウンが出演していた『4時ですよーだ』を観覧しに行ったり、ミナミの町へ社会勉強に出かけたり、親には少し心配をかけたかもしれませんが、電車賃やお金をかけずに思い出づくりをしておりました。その中でも私がお勧めしたい場所は、大阪府立体育会館です。施設命名権契約により、2015年9月1日から愛称が「エディオンアリーナ大阪」となっています。毎年3月に春場所として大相撲が開催されることで有名です。

幼稚園のころは旧建物で開催されたサーカスを見に行って、空中ブランコやライオンの火縄くぐりを見て興奮したのを覚えています。通学路にあった旧府立体育館は、今はありませんが5体ぐらいの銅像があってその周りは、私のかっこうの寄り道の場所でもありました。小さいころから相撲好きの祖父の影響で、私も相撲が大好きになりました。鬢付け油(びんつけあぶら)の香りがどこからともなく香る季節になると、春が来たなと感じ、高校時代は毎日のように体育館の裏で、力士の出待ちをしていました。私は若貴ではなくて、逆鉾と寺尾のファンで、逆鉾にファンレターを渡したこともあります。大相撲だけではなく、バレーボール、テニスそしてボクシングの試合も開催されます。また、大阪商工会議所の『売りまっせ、買いまっせ』の大商談会なども開かれていて、同友会会員の方で利用した方も多くいるのではないでしょうか。平日は各種スポーツ教室やヨガ教室も毎日開催されているそうです。一度、ホームページをのぞいてみてください。

※毎年大阪府立体育会館で開催されている大相撲3月場所は、今年のコロナ禍で力士の移動を避け、両国・国技館での開催となりました。

~ 広報委員からのひと言 ~

逆鉾に寺尾、往年の人気力士です。あのころの相撲中継は日本中を沸騰させるほどの人気で、私もテレビにくぎ付けで千代の富士を見ていました。春一番が吹き、春場所が始まるころは大阪の各所に散らばる相撲部屋から稽古の声。時々街へ繰り出すお相撲さんを見かけて嬉しかったこと。鬢付け油の甘い香り、忘れられませんね。(編集西岡)

vol.72

大阪地域自慢

古事記にも登場する陶荒田神社
~小さな神社の中にはご利益がいっぱい~

大阪南ブロック・EASTさかい支部 マイデジーノ(株)真柴 美保


堺市中区上之、縁もゆかりもないこの地を気に入り引っ越してきたのが8年前。その理由の一つが緑豊かな陶荒田神社(すえあらたじんじゃ)の清廉な雰囲気でした。周りは大きな旧家が多く田園が広がる中にひっそりと鎮座されています。


陶荒田神社(すえあらたじんじゃ)

創建が紀元前90年ごろらしく、古事記にも記載があるので、かなり古くからある神社です。小さな神社ですが本殿のほか、商売繁盛のえべっさん(陶器えびす)、子授けの弁財天さん、安産福寿、健康長寿など摂社が六つくらいあります。この神社だけでお参りはすべてそろっているといってもいいでしょう。境内には堺市保存樹木の大きなクスノキがあり、その姿は参拝者を見守っているかのようで、いつ行っても落ち着きます。


左上から:戎社、本殿、太田神社&玉乃緒社
左下から:老松社、弁財天社、山田社

その昔、この辺りは焼きもののルーツとなる須恵器(すえき)の一大生産地だったそうで、今でも田畑から須恵器の破片が出てくるそうです。我が家も深く掘ればきっと出てくると思います。(掘れないのが残念です)そんな由来もあって陶荒田神社は別名、陶器(とうき)神社とも呼ばれ親しまれています。秋に開催される陶器だんじり祭りは神社に十数基の「だんじり」が宮入りをします。それはそれは壮観な眺めです。この時期の地域の熱量は半端じゃありません(笑)。私の生まれ故郷の岡山の秋祭りも「だんじり」だったので鐘の音を聞くとウキウキしてしまいます。


だんじりの宮入り

昨年はコロナ禍で秋祭りは中止になってしまいましたが、今年はぜひあの鐘の音が聞きたいですね。はやくコロナ禍が収束するように日々お参りをいたします。

~ 広報委員からのひと言 ~

調べてみると日本には8万1千社余りの神社があるそうですが、一つの場所にたくさんの神様がいらっしゃる、このような神社も珍しくありません。八百万(やおよろず)の神とか申しますがいろんな効能を持った神様がいらして、ちょうどよく争いもなく鎮座され、お参りする人の神頼みを受けとめる、素晴らしい文化じゃありませんか。 ( 編集 西岡)

vol.71

大阪地域自慢

樹齢1千年、巨樹をはぐくむ
~人と音楽ものづくりの町、門真~

大阪東ブロック・京阪支部 (株)カタ技術 片山 要


門真市は、もともと穀倉地帯で、よく知られている河内蓮根(門真蓮根)が特産物でしたが、宅地造成により、農村地帯から産業都市へと移行し生産量が激減し現在ではほとんど流通していません。門真の歴史は古く縄文時代後期、弥生時代の遺跡があります。古代5世紀ごろに淀川の洪水を防ぐために仁徳天皇が渡来人に築かせたとされる大阪府指定史跡「伝茨田堤」。日本最古の大規模な土木工事といわれており、古事記や日本書紀に記されています。堤根神社や地元の保存運動により現代にその姿をとどめています。今回紹介したいのは大阪府下最大のクスノキ、薫蓋樟(くんがいしょう)です。(国指定天然記念物 指定:昭和13年5月30日)


1千年の齢を支える大楠の幹

門真南部の三島神社のご神木で、樹齢1千年といわれるクスノキの巨樹。府内に4件しかない樹木の国指定の天然記念物の一つで、約24mの高さがあり、幹周りは13.1mで幹の中は空洞になっています。集落内ではめずらしく、樹勢は旺盛で四方に大きく枝を広げています。江戸時代後期に孝明天皇が岩倉具視と共に勅使として任命した公家左近衛少将 千種有文(1815年~1869年)の歌碑が根元にあり、名称の由来となっています。

また、門真市には日本を代表する企業パナソニック株式会社の本社があります。2018年にオープンしたパナソニックミュージアム、門真市名誉市民第1号である松下幸之助の歴史館、ものづくりイズム館、さくら広場があり、年間約34万人が訪れています。館内では子ども向けの工作教室や松下幸之助に関する講座などもひらかれています。


天空に枝を広げて緑葉を宿す薫蓋樟

文化面では、関西フィルハーモニー管弦楽団の本拠地活動としてホームタウン協定の締結を結ぶなど、人と音楽とものづくりの街、門真にぜひお越しください。


企業の発展は街を育んだ

~ 広報委員からのひと言 ~

昭和のころには蓮池も門真沿線に見られていましたが、今は高速道路が便利良く循環しています。日本が誇る産業人松下幸之助さんが電球の二股ソケットを開発した初めの工場から、世界のメーカーに発展していった土地。三種の神器といわれたテレビ、洗濯機、冷蔵庫は今や必需品。なかった時代が懐かしいとか…? ( 編集 西岡)

vol.70

大阪地域自慢

夜景と温泉で 役員研修の疲れを癒す
~すぐそばの石切温泉にいいとこ見つけた!~

中河内ブロック・東大阪第一支部 (株)エコー電機製作所 烏田 聡


私は、生まれは東大阪ですが、小学校より奈良に引っ越ししました。ですので、地域自慢としてすぐに思いつく場所はありませんでしたが、中河内ブロックでの活動を思い出すと、そう、ホテルセイリュウがあるじゃないですか。中河内ブロックの役員研修はどこで?と考えるとき、私が真っ先に思い浮かべるのがホテルセイリュウなのです。


小奇麗な会場とは少し趣が違い、どちらかといえば昭和感バリバリのホテル。そこに惹かれるのです。東大阪の東の端の方、小高い丘の上にあり、車以外で向かうには少々骨が折れます。会議室の前には卓球台が置いてあり、休憩中に会議室でお弁当を食べていると、子どもの遊ぶ声が聞こえてきてのどかです。私は愛煙家なので、廊下に灰皿が設置されていて、自由に喫煙できるのも嬉しいところです。


そしてなんといっても、研修が終わったあとで入る温泉がイイ!岩風呂のような広めの浴場で、お湯は少し熱めで私好み、露天風呂は狭いけど数人で楽しく入れます。温泉のあとは、最上階にあるレストランで宴会。東大阪の夜景が楽しめます。コロナ禍で会合、温泉、宴会の機会がめっきり減り、寂しいです。早く新型コロナウイルスがなくなりますように。



~ 広報委員からのひと言 ~

生駒山の西山麓、大阪平野を見晴らす眺めの良いところで、写真にあります夜景は見事ですね。近くには出物腫れ物封じの神様、石切神社があります。ホテルセイリュウさんは、ずっと昔に会社の泊まり忘年会をしたことがあります。思い出すこと、料理やお酒に舌鼓、夜景を見るのも、温泉入るのも忘れたってこと。(編集 西岡)