大阪地域自慢 わが街探訪

『大阪地域自慢』は、月刊誌「OSAKA 中小企業家」に掲載しています人気コーナーです。大阪の北から南へ、西から東へ、ぶらりと旅をすれば必ずやその地の自慢があります。大阪に長年住んでいながら知らなかったことや、知っていたことも更に詳しく、各支部からご紹介していただき、大阪の通になりましょう。きっとその土地へ行ってみたくなるはずです。 過去のバックナンバーはこのページの一番下に掲載しています。

vol.90

大阪地域自慢

カレーを食べる、堺でTaberoux(タベルー)
~おすすめは「チーズメンチカツカレー」~

大阪南ブロック/さかい浜支部
(株)みやあじよ 丸山 有仁

堺と聞いて、皆さんはまず何を思い浮かべるでしょうか。そう、カレーです。堺の街は「食」と深いつながりを持っています。堺の素晴らしい歴史や文化の紹介は他の方にお願いし、私が個人的に応援したいお店をぜひ紹介させてください。目印は「とんかつカレー」堺東のカレー専門店Taberoux(タベルー)です。堺で最も人が集まる、堺地方合同庁舎の裏手にひっそりとたたずむ建物。入り口に掲げられた「とんかつカレー」の赤いテント看板が、シンプルなデザインながら食欲をそそります。店内はカウンターとミニテーブルの落ち着いた雰囲気。カレーとトッピングのみのシンプル・イズ・ザ・ベストなメニューです。おすすめは「チーズメンチカツカレー」。カウンター越しに聞こえるカツの揚がる音や寸胴鍋をかき混ぜたときのスパイスの香り。そんなライブ感が「今日の昼飯、タベルーで正解だったな」という気持ちにさせてくれて、食べるまでの期待感が高まっていきます。炊きたての白米に甘辛くコクのあるルーをたっぷりとかけ、メンチカツとチーズをのせる、旨味しかない組み合わせ!堺東に訪れた際はぜひおすすめですが、大変な人気のため売り切れにはご注意を。


筆者おすすめの
チーズメンチカレーにほうれん草トッピング

~ 広報委員からのひと言 ~

何といっても面白いのはお店の名前。Taberoux(タベルー)、食べるにカレーのルウをかけていますね。とてもストレートでこんなの大好きです。「とんかつカレー」ならイートンはいかがでしょう。これは余計なお世話と言われそうですか。筆者のお仕事はECサイトやコーポレートサイトのホームページ制作だそうです。おすすめカレーの紹介が実にリアルでこちらに香りまで届きそう。堺へ食べに行きたくなります。(編集西岡)

vol.89

大阪地域自慢

香里園の成田山不動尊
〜日本で初めて人車一体の交通安全祈祷〜

大阪東ブロック/ひらねか支部
(有)サイバークラフト 尾崎 教仁

私は寝屋川市に会社も自宅もあり、最寄りの駅は京阪本線香里園です。関西では「京阪乗る人おけいはん」のコマーシャルでおなじみの京阪電車です。大阪市内に仕事に行く通勤圏内の住宅地といった所で、居酒屋、スナック街が多く、私もお世話になっています。なぜ「香里園(こおりえん)」と呼ばれているのかといいますと、このあたりに昔の役所=「郡衙(ぐんが)」があったようです。「郡」は「こおり」ともいいます(今も寝屋川市郡元町などの地名が残っています)。宅地の開発にあたって「郡(こおり)」よりもイメージの良い「香里(こおり)」という字をあてたようです。有名なところでは「成田山不動尊」です。初詣、節分には参拝でにぎわいをみせています。千葉県成田市にある「成田山新勝寺」を大本山とした関西唯一の別院で、大阪府寝屋川市にある寺院です。日本で初めて人車一体の交通安全を祈念し、専用の祈祷殿を設けたことから「交通安全祈願の成田山」として知られています。開創以来、人々のさまざまな願いを真摯に受け入れ、ご祈祷を行っております。大本山成田山新勝寺の別院であることから、正式名称は「成田山大阪別院明王院」といい、関西地区で「成田山」といえば当別院のことを指す場合がほとんどです。「成田山不動尊」とは、不動明王を本尊としている当別院の通称で、大阪成田山不動尊と呼ばれ日本全国の方に親しんでいただいております。

~ 広報委員からのひと言 ~

交通安全のお守りは各所の神社で授けられますが、なんとここは人車一体のご祈祷を受けるとか。何台も待ち受けた車が順にバーが上がると祈祷所の前に進み、交通事故が無いようおはらいを受けます。新車を買ったらぜひとも受けたいと、正月ならずともにぎわっているそうです。ところで千葉県の大本山成田山では節分には横綱、大関の力士が豆まきを手伝いに来てニュースで紹介されます。こちらでは誰が来るのでしょうか。(編集西岡)

vol.88

大阪地域自慢

大阪の豪商、鴻池の新田開発会所
〜鴻池新田周辺の地域情報〜

中河内ブロック/東大阪第二支部
クリエイティブクリック 神田 功一

鴻池新田の周辺の地域には現在成和小学校という東大阪で一番のマンモス小学校があり、主に30代くらいの家族の方が多く住んでいらっしゃる地域で、子育てに最適な環境のある地域といえるでしょう。鴻池新田駅の周辺エリアには商店街があり、それなりににぎわいを見せています。また大きめの公園や、少し離れた場所では市営住宅、府営住宅があり、東大阪の北の拠点として人口密度の高い地域となっています。東大阪市役所までは自転車を使えば10分程度で行けることも魅力かもしれません。そんな鴻池新田ですが、歴史ある場所として重要文化財の一つである『鴻池新田会所』があります。『鴻池新田会所』は、江戸時代に豪商鴻池家が開発した新田の管理・運営を行った施設です。今でもにぎわいを見せており、日本のアニメを元にした、あの「るろうに剣心」の実写映画の撮影場所の一つにも選ばれました。その他にも、その歴史的建造物に価値を見出し、コスプレイヤーや、一般客の観光、写真撮影など、多くの人が訪れる場所となっています。また駅前や、そこから東に伸びる各商店街でも1年を通してさまざまなイベントが行われており、中でも鴻池ジャズフェスティバルは「プロ」を呼ぶクオリティーの高いジャズの祭典として認知され始めています。多くのにぎわいを見せる鴻池新田は、東大阪の大事な北の拠点です。学研都市線は放出、京橋から北新地と主要な駅まで1本で向かうことができ、ビジネスの展開から見てもアクセスのよい地域になります。「南に布施あれば、北に鴻池」と言われるぐらいに地域活性を維持したいと思います。

~ 広報委員からのひと言 ~

河内平野を大きくうねって北へ向かい流れていた大和川と、淀川の支流寝屋川が入り交じり、何度も洪水の大災害が起きた江戸時代。大和川は治水の付替工事で、今は石川と合流して堺へ流れます。河内平野は水利の良い穀倉地帯へと変身し開墾に携わった鴻池家は財を成しました。開墾地の村衆会所が今も文化財として残されているようです。(編集西岡)

vol.87

大阪地域自慢

ワインの産地と言えば?
〜特徴ある大阪産ワイン〜

大阪南東ブロック/平野支部
(株)Fine T&H 小西 真之

日本のワインというと、どこの地域を思い浮かべられますか?実は大阪は伝統あるワインの産地なのです。その歴史は安土桃山時代に始まり、江戸時代には農家の軒先でブドウが栽培されていました。1928年から10年間はブドウの栽培面積が日本一となり、最盛期にはワイナリー数も119軒を数えました。ブドウの生産量が減った今でも、大阪南部、柏原羽曳野地域は多くのブドウ畑があり、ワインが造られています。現在、大阪のワイナリーは8軒と最盛期に比べると少なくなっていますが、こだわりのある造り方をされています。ワイナリーの中には、ワインを造るだけでなく、自家農園で自然農法により育てたブドウのみを使い、大量生産ではなく、納得のいくものを手造りで、酵母は自然酵母のみを使い、ワイン造りをされているところもあります。大阪のワインは海外産と異なりデラウェアなどの食用品種を主体としており、凝縮された果実味を味わえるのが特徴です。そんな大阪産ワインを楽しめるお店が喜連や東住吉にはあります。ぜひ皆様も一度味わってみてください。

~ 広報委員からのひと言 ~

河内柏原、羽曳野辺りのブドウ畑は小さい粒のデラウェアが主流でしたが、今は黒い大きな粒、巨砲やベリーAも見かけられますね。それにしてもワイナリーがそれだけ減少したとは、産業として残念です。ブドウ狩りなど地産地消でその地のものを楽しむのも良いものです。キリスト教の伝来とともに堺から伝わりこの地に根付いたのでしょうか。(編集西岡)

vol.86

大阪地域自慢

蔵のある閑静な住宅街
〜いつまでも残したい 郷土の風景〜

大阪北ブロック/ 三島支部
ヘレンベルガー・ホーフ(株)
 山野 高広

私が住み、弊社もある大阪府茨木市の南西の端にある小さな町、蔵垣内(くらかきうち)のご紹介です。よく地域の自慢をしてくださいと言われますが、この小さな町、蔵垣内には神社やお寺があり、それ以外には特に「これ!」という名物はございません。ただ、それこそが非常に住みよい住環境をもたらしてくれているこの地の最大の良さではないかと思っています。古くは14世紀に建てられた三宅氏の平城、三宅城がありました。今は跡形もなく、蔵垣内町民の憩いの場、蔵垣内公園になっています。その公園の周辺の蔵垣内3丁目には古くからある家が多く「蔵」垣内の名前の通り、たくさんの古い土蔵が現存しています。下の写真、ちょっとした美観地区のようじゃありませんか?週末にここを家族で何気なく散歩するときにものすごく幸せを感じ温かい気持ちになります。いつまでも残したい閑静な住宅街、本当に住環境が完璧です。大都市大阪駅からわずか電車で15分。いつまでも残していきたい郷土の風景が広がっています。みなさんもぜひ一度訪れてみてください。

~ 広報委員からのひと言 ~

茨木は駅前を少し離れるとまだ田んぼや畑などが点在し、のんびりとした日本の原風景が街中にも広がっています。実は私も住民です。しかしながら買い物はいつも車。用事のないときは家を出ないなど、ぶらりと散歩をすることがないのです。家族との散歩でものすごく幸せを感じて温かくなる、いい人生送っていますね。(編集西岡)

vol.85

大阪地域自慢

「スパイスカレー」
もう食べてみましたか?
〜大阪発、全国ブームになっています!〜

大阪中央ブロック/ 西支部
IT 経営相談所 岡室 俊之

大阪の「食」というと何を思い浮かべますか?たこ焼き、お好み焼き、豚饅、フグなどいろいろあると思いますが、この数年は「スパイスカレー」が人気です。「なんだ、カレーか」と思われるかもしれませんが「スパイスカレー」は大阪ではやり、全国に広まっています。おいしいだけではなく、色鮮やかで映えることもあって大人気。今ではカレー屋のランキング本も毎年発売されています。大阪の西区(堀江・九条)も激戦区の一つで、すでに殿堂入りしたお店など人気店が多々あります。今回は北堀江にあるCurry&CafeWarung(ワルン)さんをご紹介します。昆布、いりこなどを使用した和ベースのスープと絶妙なバランスでスパイスを組み合わせたスパイスカレーです。カフェのようなおしゃれな空間のお店で店員さんの対応もとてもすてきです。ぜひ一度お試しください。他にも松島新地の真ん中にあるAsiankitchencafe百福(21年度究極のカレーAWARDアジアン部門グランプリ)はマスター自らアジア各地でカレーを修行。ロッダグループは、2019年の究極のカレーで殿堂入りしたお店でスリランカの方が作るギャミラサは絶品です。皆さんもお近くでスパイスカレーを楽しめるお店を見つけてみませんか?

~ 広報委員からのひと言 ~

カレーといえばお母さんの味。きっとどこの家でも今夜はカレーと聞くと「ヤッター」と子どもたちが喜んだことでしょう。家庭のカレーは小麦粉で少し増量したり、牛肉ではなくサバ缶だったり、戦後生まれの古い私はそんなことを思い出します。西区はカレーの激戦区なのですね。カレーAWARD殿堂入りの店まで並ぶアジアンテイストの街、すてきです。(編集西岡)

vol.84

大阪地域自慢

古市古墳群と河内源氏発祥の地
〜羽曳野に思いをはせる〜

大阪南ブロック/ 河南支部
社会福祉法人ふたかみ福祉会 支援センターはる 石本 悦二

羽曳野市には、河内源氏発祥の地「壷井八幡宮」があります。河内源氏は「鎌倉幕府の創始者源頼朝が、八幡太郎源義家公の4代目の孫であり、室町将軍家・足利氏も義家公の流れであり、さらに徳川将軍家も義家公末孫を称した」といわれております(壷井八幡宮公式サイトより)。境内には、樹齢1000年になる天然記念物の楠がそびえています。アニメのトトロにも出てきそうな大きな楠です。「吹く風をなこその関と思へども道も狭きに散る山桜かな」源義家朝臣と称した歌碑も建てられています。
障害のある人たちが福祉的就労として働いている「はびきの園」、そして現在建設中のグループホームも壷井八幡宮の宮司さんに地鎮祭や棟上げ式をお願いしています。また、百舌鳥・古市古墳群は世界文化遺産に登録されています。私の職場のすぐそばには、応神(おうじん)天皇陵古墳や峯ヶ塚古墳、墓山古墳が見えます。応神天皇陵古墳外濠外堤では、春は菜の花、秋はコスモスが古墳の雄大さを感じさせながら華やかに咲いています。河内ぶどう(デラウェア種)やイチジクは自慢の特産品です。その特産品を生かしたちょっと珍しいジャムも上品な甘さで人気の商品です。イチジクジャム、デラウェアのぶどうジャムは「はびきの園」で製造・販売しております。

~ 広報委員からのひと言 ~

2019年7月、百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に登録されたのはみなさまの記憶に新しいところでしょう。200を超える墳墓が街並みに点在します。時代は下り、河内の国を発祥とした河内源氏こそ、清和源氏の本流であり、後に源平合戦に勝利し鎌倉幕府を立ち上げた源頼朝を輩出するという、悠久の歴史が流れる羽曳野、魅力的ですね。(編集西岡)

vol.83

大阪地域自慢

2021年、 国史跡指定された飯盛城跡
〜第2弾、飯盛城跡のご紹介〜

大阪東ブロック / 大東四條畷支部(株)山田製作所 山田 雅之

飯盛城のことは2015年11月に三好長慶を取り上げたときに少し書きましたが、昨年に国史跡指定を受けたので、改めて紹介します。飯盛城跡は標高314mの飯盛山の山頂にあり、大東市と四條畷市にまたがる山城跡です。南北約700m・東西約400mと、山城としては近畿地方最大級の規模を誇ります。飯盛城の築城は1334年から1338年と伝えられています。南北朝時代の四條畷の戦いで、南朝方の恩地氏が立てこもるのですが、その時はまだ臨戦的陣城でした。戦国時代に畠山義堯が家臣の木沢長政に命じ、飯盛山に城郭を構えたことで恒久的な居城になりました。
その後、太平寺の戦いで木沢長政を討ち取った三好長慶が飯盛城を居城と定め大規模な改修作業を行い、それが現在の城郭になったといわれています。大東市と四條畷市が平成28年度より共同で調査を実施した結果、城郭史上の画期に位置づけられる貴重な遺跡であることが判明しました。両市は令和2年度、国に対して国史跡指定について意見具申を行い、令和3年に『飯盛城跡』が国史跡に指定されました。飯盛城跡への行き方はJR学研都市線野崎駅から徒歩約90分、四条畷駅(駅名は四条畷)から徒歩約100分のハイキングコースを利用します。ぜひお越しください。

~ 広報委員からのひと言 ~

大阪平野の東に生駒山脈と金剛葛城山脈が連なっています。一番北が飯盛山、続いて生駒山、南へ信貴山。この山並みが河内と奈良を隔ててきました。続く大和川を挟んで南には二上山、金剛山、葛城山が連なり、南朝哀史吉野から宇陀への道、大峰から熊野への交通の要衝となり、幾度もの戦火を物語ってきました。今は昔です。(編集西岡)

vol.82

大阪地域自慢

ラグビー本拠地の サッカーファン
~私のまち自慢~

中河内ブロック/ 東大阪第一支部 (株)天昭堂 田中 成実

「東大阪市における地域振興とラグビーをはじめとするスポーツ振興の取り組みを推進し、社会の成長と発展の原動力となるように努力を致す」―F.C.大阪のホームタウンへの思い(公式)です。そもそもサッカーにはワールドカップの生中継しか興味がなく、Jリーグブームにも懐疑的だった私ですが、結婚、子どもの誕生を経て、当時記録破りの不振に苦しむ京都初のJクラブを下支えするかたちで、その日常を楽しむようになりました。その後のリーグの成功で全国にクラブが生まれ、大阪に三番手としてF.C.大阪が名乗りを上げました。しかしJFL(4部相当)として4年目の2018年シーズンはホームゲームを合計8施設でやる事態に。長居や堺はまだしも、兵庫県三木市、和歌山市、紀の川市、京都府園部市でホームゲーム?これが私の興味を引きました。ただJFL7年目の今季の主催試合の半分は服部緑地(豊中市)での開催、来季J3に昇格できなかったのでメインスタジアムを使用できるめどはなしです。昇格降格があるサッカーだからこそ、応援するクラブチームは替えません。ラグビーのまちにも、サッカーがある日常を。仕事のあとひょいと自転車で地元クラブの練習見学や試合の応援に出かけるという私の夢が、遠からずかないますように。

~ 広報委員からのひと言 ~

スポーツの世界はよくわからないのですが、メジャーなところを応援すると「勝った、勝った3連続!」とか、気分のいい日が続きますね。しかし不振に苦しむチームを心から永く支えるのは辛抱強さと真の愛。今年は残念でしたがまた来年に託す期待もできますね。どうぞラグビーに負けずサッカーの舞台を東大阪に。(編集西岡)

vol.81

大阪地域自慢

地元民が一度は行ったことがある
~阿倍野区桃ヶ池町にある「 桃ヶ池公園」~

大阪南東ブロック/ 阿倍野・住吉支部 相生(株) 向井 玄人

地下鉄昭和町駅から徒歩6分のところにあり、公園の面積のみで71.448㎡、さらに大きな池がある公園です。ご紹介するには少し地味な場所かもしれませんが、地元民に愛される場所です。春にはハナモモや桜が美しく、たくさんの人でにぎわいます。春以外にも紫陽花や紅葉など、季節を感じられる公園です。また、大きな池もあり、そこではカモなどの野鳥を見ることもできます。「公園」という場所は、子どものころは遊具や広場で遊び、大人になるとパパママとして子どもを連れて遊びに来る、これこそが公園の良さだと思います。また、桃ヶ池公園は子ども連れのみではなく、一人でゆっくりできる場所もあります。誰しもが少なからず生き急いでいる時もあります。余裕がない時こそ、公園でほっと一息つくことも大事だと思います。今年も自粛生活だったため、お子様と公園などの外で遊んだり、ランニングを始めたりする方も多かったと思います。ようやく緊急事態宣言も解除され、少しずつ元の生活に戻りつつあります。そのため、旅行に行きたい場所も多くあります。しかし、この身近な桃ヶ池公園にも、一息つくために、たまには立ち寄りたいと思います。

~ 広報委員からのひと言 ~

コロナ禍ではどこへ行くのも息苦しく、出かけちゃ悪いみたいな罪悪感がありませんでしたか?そこへいくと広い公園はしっかりソーシャルディスタンスが取れて、心晴々歩けます。繁華街も懐かしいけど、こんなところで一人歩きの瞑想はいいですね。おっと、はや12月です。今年の忘年会はにぎやかにお許しが出るのでしょうか。(編集 西岡)

vol.80

大阪地域自慢

吹田・浜屋敷で伝統芸術を継承
~江戸の庄屋屋敷が、能狂言の根拠地に~

大阪北ブロック/ 吹田支部 cocoa 香りすと 大形 智美

「吹田歴史文化まちづくりセンター」は、所在地である吹田市南高浜町の地名を取り入れ、通称「浜屋敷」の名称で親しまれています。美しい白壁に囲まれた浜屋敷は、主屋、蔵、だんじり展示庫などからなり、主屋にはへっつい(かまど)のある土間や、座敷、板敷の台所などがあり、江戸時代末期の旧庄屋屋敷の雰囲気が感じられます。主屋の和室や、ギャラリー兼音楽室は貸室で一般利用することができ、貸室利用時はWi-Fiも使うことができます。歴史と文化のまちづくりに関わる文化活動や、交流の場とすることを目的に、さまざまな文化事業も開催しています。私は、浜屋敷の理事に就任して3年目となります。主に、能や狂言などの伝統芸能事業などを担当しています。事業を担当することによって、伝統芸能の世界を知り、未知の分野での知識の世界が広がっていくこと、そしてご縁をいただけることは、かけがえのないことと思っています。また、事業の参加者の笑顔や、嬉しいご感想をいただくことは私の喜びです。浜屋敷は、多くのボランティアの方々や、会員の皆様に支えられています。会員になるとイベント割引(一部例外あり)などの特典があります。風情ある浜屋敷へのご来館を、お待ちしております。

~ 広報委員からのひと言 ~

淀川の北に流れる安威川と神崎川が合流して西へ向かうところ、吹田浜は有数の穀倉地帯でした。川向こうには上新庄、下新庄と米にまつわる地名が残ります。吹田浜に建つ浜屋敷は歴史遺産として保存されていましたが、改装されて随分きれいになりましたね。能、狂言など伝統芸術がとても近くにふれあえる場所へ行ってみましょう。(編集 西岡)

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